別名「ロングペッパー」、「インドの長コショウ」とも呼ばれるコショウ科の植物です。コショウと似た辛みと、独特の甘い香りがあり、中国やインドでは古くから香辛料や 民間薬として、広く使用されています。日本では、沖縄本島や八重山で育てられており、琉球料理では「島コショウ」と呼ばれる香辛料として使われています。 ヒハツに含まれる「ピペリン」、「チャビシン」、「ピペルロングミン」という成分に、高血圧を下げる作用や冷えを緩和する作用があります。「ピペリン」は血圧内で一酸化炭素の働きを促します。 一酸化炭素には血管を広げる働きがあるので、ヒハツからピペリンを摂ると血管が広がって、血流がよくなり、血圧の低下につながります。 血圧を下げる成分は他にもありますが、異なるのは「ヒハツ」は摂取してから効果の表れが格別早いという特徴があります。血圧が高い状況が長く続くと、血管に負荷がかかり、 動脈硬化等血管系の疾患を起こしやすくなります。ヒハツを継続して飲み続けることで、弱った血管を強くし、血圧を正常値に維持することができます。