成分の働きを知って健康生活に役立てましょう
ルテインとゼアキサンチンは、マリーゴールドから抽出され、眼の水晶体や黄斑部に存在する主要なカルテノイドです。ルテインは黄斑部の周辺部に存在し、 ゼアキサンチンは中心部に存在しています。黄斑部の中では、存在部位が異なることから、一緒に摂ることで力を発揮します。紫外線は水晶体で吸収されますが、テレビ、パソコン、 LED電球など、青色光の約8割は網膜まで到達するといわれています。この青色光を吸収し酸化を防いでくれます。また水晶体が酸化すると白内障に、黄斑部が酸化すると黄斑変性症に なる恐れがあります。他にも緑内障、網膜剥離など多くの眼の障害があります。「ルテイン」「ゼアキサンチン」には、これらの眼の障害をサポートする力が期待されています。
ルテインに期待される効果
① 黄斑変性症の予防と改善 ② 白内障の予防と改善 ③ 緑内障の予防と改善 ④ 老眼の予防と改善 ⑤ 視力低下の予防 ⑥ 弱視の予防 ⑦ 夜盲症の予防 ⑧ 飛蚊症の予防 ⑨ 高眼圧の予防 ⑩ 網膜剥離の予防 ⑪ 眼底出血の予防 ⑫ 目の痛みの予防 ⑬ かすみ目の予防 ⑭ 中心性網膜症の予防 ⑮ 涙目の予防 ⑯ 慢性結膜炎の予防 ⑰ 視野狭窄の予防 ⑱ 葡萄膜炎の予防 ⑲ 目ヤニの予防 ⑳ 眼底疲労の予防 ㉑ 活性酸素の除去作用 ㉒ ガンの予防 ㉓ 動脈硬化の予防 ㉔ 生活習慣病の予防 他
引用:星崎 東明 ・瀬部 芳貴 著 ヘルス凪文庫
「目の病気によく効く ルテイン」(発行者:福島賢治、株式会社ヘルス研究所、2004、P12-P13)
白内障手術後は黄斑変性症になりやすい
白内障の手術は、加齢により濁った水晶体を取り出して、代わりに人工のレンズに取り替えます。 しかし、この人工眼内レンズは、青色光を吸収しやすく、加齢黄斑変性症の発症率が1.7~3.8倍増加すると名古屋大学で報告されています。(注)ルテインとゼアキサンチンは、白内障手術後の加齢黄斑変性症に罹るリスクから守ってくれます。
(注)第154回 名古屋市立大学医学例会 安川力氏 特別講演iv